ワキ毛の濃さとワキガには関連性があるの?

「ワキ毛が多い自分はもしかしたらワキガなのでは?」と心配されている方もいるでしょう。

 

ですがワキ毛の多さとアポクリン腺の多さは比例しませんので、ワキ毛が多い人はワキガの可能性が高まるとは一概には言えません。

 

ただ、ワキ毛とアポクリン腺は無関係というわけでもありません。

 

女性に関しては、ワキ毛にしっかりとした太さがあり、1つの毛穴から2本ワキ毛が出ているといった生え方だとアポクリン腺が多い傾向にあると言われています。

 

一方で男性に関しては、柔らかくサラサラとした毛質のワキ毛で広範囲が埋め尽くされているといった生え方の場合、アポクリン腺が多い傾向にあるとされます。

 

このように男女でアポクリン腺が多いと思われる生え方の特徴には差があるのですが、それらをひっくるめて言えば「ワキ毛が濃い」ということになります。

 

このアポクリン腺は、陰部や肛門といった部分にもあるものなので、それらに生える毛が濃ければ、アポクリン腺が多いという可能性も疑われます。

 

しかしながら、ワキ毛が濃ければかなりの確率でワキガかというとそうでもないはずです。

 

それよりも確率が高いのが、ワキ毛に白い粉がつくという現象です。

 

なぜそのような白い粉が生じるのかというと、それはアポクリン腺の分泌が行われているためです。

 

その分泌物が結晶になると、ワキ毛に白い粉となって現れます。

 

これがある方はワキガ体質なのは間違いないとされるほど、言わば決定的な証拠となります。

 

ただ女性の場合は、ワキ毛を処理することが多いため、この白い粉があまり分からないかもしれません。

 

ワキガ対策としては、ワキ毛の処理も有効な方法です。

 

ワキの下に毛があるとなかなか汗が蒸発しませんので、ワキの下が雑菌が好む環境になってしまいます。

 

女性であればワキ毛の処理については心配いりませんが、男性ですとワキ毛をつるつるにするのには抵抗があるかもしれません。

 

しかしワキ毛の量を減らす程度でもワキガ対策の効果は期待できます。

 

ただワキガの完治を目指す手術ですと、その性質上手術後はワキ毛がなくなってしまいます。

 

部分的にワキ毛が再生することもあるのですが、それでも手術前と比べるとワキ毛の量がグンと減ることになります。

 

ですが今の医療技術では、ワキ毛を残す方法ですとワキガの再発率が高いことから、ワキ毛がなくなるのは承知でワキガ治療の手術を選ぶ男性も少なくありません。